データベースを利用した連携
物品管理キャビネットから、データベースを読書きする機能を利用して、様々なシステムとの連携が可能です。
サーバー側のシステムから物品管理キャビネットの画面表示や、操作方法、通信プロトコルを意識する必要がなく、サーバー側(予約システム)と物品管理キャビネット側のプログラムがデータベースを介して連携することができます。
物品管理キャビネット専用の予約システムを開発することなく、既存のグループウェアなどとの連携も可能です。
- こんな場合にデータベースを利用した連携が適しています。
- 既にグループウェアなどのシステムで、会議室予約などの運用をされており、備品の持ち出し管理も同じシステムで行いたい場合。
- たくさんのユーザー情報の登録が必要な場合
- 共用備品などの管理が複雑で、専用の予約システムなどが必要な場合。
- 他のシステムとの連携が必要な場合。
FTPサーバー機能を利用した連携
物品管理キャビネットのFTPサーバー機能を利用し、予約システムやグループウェアなどからファイル転送を行う事で、データ連携を行います。
認証情報(ユーザー登録情報)や予約情報をcsv形式ファイルで作成し、物品管理キャビネットにアップロードします。
物品管理キャビネットは、転送されたcsvファイルを参照し、予約情報の読取り、履歴の登録を行います。
履歴情報のcsvファイルをダウンロードすることにより履歴の閲覧が行えます。
- こんな場合にFTPサーバー機能を利用した連携が適しています。
- ユーザー登録数が比較的少ない場合(数百件程度)
- 予約システムを開発する前のテスト運用を行いたい場合
- 予約情報などの管理が必要なく、履歴の管理のみで良い場合。
(認証可能なユーザーであれば、利用中でない扉を利用できるというような、コインロッカーのような運用の場合など) - 部署ごとの権限設定など、比較的単純な情報登録と、履歴管理で運用できる場合。
スタンドアロン運用
USBメモリ又は、SDカードを用いて、認証情報(ユーザー登録情報)や操作履歴を管理します。
物品管理キャビネットがネットワークに接続されている必要がなく、スタンドアロンで運用が可能です。
- こんな場合にスタンドアロンの運用が適しています。
- ユーザー登録数が比較的少ない場合(数百件程度)
- 管理者か否か、部署登録など比較的単純な登録情報のみで運用可能な場合。
- 予約情報などの管理が必要なく、操作履歴のみで運用可能な場合。
(認証可能なユーザーであれば、利用中でない扉を利用できるというような、コインロッカーのような運用の場合など) - 予約システムなどの開発、運用コストをかけたくない場合。
- 履歴情報を運用に利用しない場合。
(貸出中などの状態の情報を、上位システム上で閲覧、確認できなくてよく、確認が必要となった場合に履歴情報をSDカードなどから閲覧できれば良いという場合など)